線バネ

1941年線バネで起業した創業からの線バネ部門は、70年の歴史と最新鋭の設備が『逸品』を作り上げます。OA機器やデジタル家電等の部品が多く、精密バネを得意としています。設計段階からサポート致しますので、お気軽にご相談下さい。

 

加工製品 

 圧縮バネ・引張バネ・トーション(ねじり)バネ・線加工品等

加工範囲 

 φ0.18~φ2程度の精密バネが主力(その他応相談)

加工材料 

 
SUS304WPB  SUS材の中でよく使用されている材料で、耐食性に優れている
SUS316WPB  Moを添加しNiを高めたもので、耐孔食・耐海水性に優れている
SUS631J1   析出硬化処理を行い、SUS材の中で最も硬いバネ材である

高強度

ステンレス

 SUS材の耐食性を兼ね備え、ピアノ線の特性を有している材料
SWP-B   SUS材に比べ硬いバネ性の材料であるが、耐食性が非常に弱く、メッキ

 処理が必要

SW-C   基本的にはSWP-Bと同様の材料であるが、最大応力がSWP-Bより低い
C5210   導通性に優れた材料で、バネ性は上記材料よりかなり低い
メッキ線 

 SWP-BとSW-CにNiメッキを塗布した材料。後工程でメッキ処理が不要な

 為、 コスト面に有利

発色材 

 バネ用ステンレス鋼線に識別用の塗料を塗布した材料で、主に識別用

 部品使用

 

圧縮

押される力に対して、戻ろうとするバネの基本タイプ。

他の線バネに比べ形状が簡単な為、量産性があり、コンパクトに設計出来ます。

 

 

 

引張り

圧縮バネとは逆に、引張り荷重を受ける用途に用いられるバネ。

初張力を有効に利用して、スペースを小さくするために、一般的には密着巻きされます。

 

 

 

トーション

コイル中心軸まわりに、ねじりモーメントを受けるバネ。

バネに加える荷重の方向としては、コイルを巻き込む方向に使用するのが望ましい。

 

 

 

 

線加工・電池バネ等

線状の材料を、プレスやフォーミングにより、様々な方向に曲げ加工することで成形されます。

一般的にはフォーミングマシンを使用し、複雑形状にも対応致します。